GOLDEN☆BEST/よしだたくろう ひきがたり

吉田拓郎 GOLDEN☆BEST/よしだたくろう ひきがたり歌詞
1.高円寺

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

君を好きだなんて言ったりすると
笑われそうな気がして
とても口に出すのがこわかったけれど
気がついてみたら 君のほうが僕を好きになっていて
それで口に出さないでもよくなったんだよ

君は何処に住んでいたのですか
高円寺じゃないよね
だって毎日電車に乗っても 違う女の子に
目移りばかり それで電車に乗るたびに
いつも色んな女の子にふられていたんだものね

君の事、好きだなんて言わないでよかったよ
電車は今日も走ってるものね


2.ガラスの言葉

作詞:及川恒平
作曲:吉田拓郎

笑ってるよ 白いワンピースの
長い髪に落ちてゆく影
それは誰ですか

ふと止る 鉛筆の中から
まっさらな日記帳に落ちてゆく影
それは誰ですか

ガラスの言葉が眠ってる
遠いあの日の遠いあの街

今晩わ、何処へゆく風
ミルキー・ウエイに花が
ほら、あんなにいっぱい
ほら、揺れてるよ

風が吹いているその時
風を見ていたその瞳
それは誰ですか

食べかけのチョコレートから
おしあわせにと落ちてゆく影
それは誰ですか

ガラスの言葉が眠ってる
遠いあの日の遠いあの街

今晩わ、何処へゆく風
ミルキー・ウエイに花が
ほら、あんなにいっぱい
ほら、揺れてるよ


3.青春の詩

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

喫茶店に彼女とふたりで入って
コーヒーを注文すること
ああ それが青春

映画館に彼女とふたりで入って
彼女の手をにぎること
ああ それが青春

繁華街で前を行く
いかした女の娘をひっかけること
ああ それが青春

すてきな女(ひと)に口もきけないで
ラブレターを書いたりすること
ああ それが青春

Go Go クラブで汗だくになって
踊り疲れること
ああ それが青春

グループサウンズに熱中して
大声あげ 叫ぶこと
ああ それが青春

フォークソングにしびれてしまって
反戦歌をうたうこと
ああ それが青春

SEXを知りはじめて大人になったと
大よろこびすること
ああ それが青春

親にかくれて酒・タバコ・睡眠薬
はては接着剤シンナー遊び
ああ それも青春

アルバイトばっかりで学校へは行かず
てきとうにやること
ああ それが青春

飛行機のっとり革命叫び
血と汗にまみれること
ああ それが青春

勉強一筋他には目もくれず
わが道を行くこと
ああ それが青春

スポーツこそ男の根性づくりだ
やれサッカーやれ野球一年中まっ黒
それが青春

かっこいいスーツ かっこいい車
プレイボーイ プレイガールと呼ばれること
ああ それが青春

パチンコ・マージャン・競輪・競馬
かけごと専門のギャンブラー
ああ それが青春

一日中を規則通りに生きて
他に何んにもしないこと
ああ それが青春

ジュリー! ショーケン! キンチャン!
ああ それが青春

孤独になって ひとりで悩み
ひとりで考えること
ああ それが青春

自由気ままに思った通り
何んでもやってみること
ああ それが青春

さて青春とはいったい何んだろう
その答えは人それぞれでちがうだろう
ただひとつこれだけは言えるだろう
僕たちは大人より時間が多い
大人よりたくさんの時間を持っている
大人があと30年生きるなら
僕たちはあと50年生きるだろう
この貴重なひとときを僕たちは
何かをしないではいられない
この貴重なひとときを僕たちは
青春と呼んでもいいだろう
青春は二度とは帰ってこない
皆さん青春を……

今このひとときも 僕の青春


4.花嫁になる君に

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

指がふれたら
ぽつんと落ちてしまった
椿の花みたいに
おそらく観念したんだネ

君はいつもの様に
電話に僕を呼びだし
僕を笑わせた後で
その宣言をしたのだった

お料理を習うのも
まんざらすてたもんじゃないよ

そちらから電話を切ったから
君はもっと他のことも
云おうとしてたんだろう

受話器をおいたら
終ってから初めて気づく
運命みたいに
ぼくにも 悲しみが湧いてきた

君はこれから ぼくに
気軽に電話をしなくなり
ぼくの退屈さをすくってくれる君は
いなくなったのだ

お料理を習うのも
まんざらすてたもんじゃないよ

とつぜん とても確かになったのは
とり残されたのは
僕だったということなんだ


5.馬

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

馬が走ってく 馬が走ってく
でっかい鼻の穴おっぴろげて 馬が走ってく

馬が笑ってる 馬が笑ってる
でっかい口をおっぴろげて 馬が笑ってる

馬が飛んでゆく 馬が飛んでゆく
両手両足おっぴろげて 馬が飛んでゆく

馬が手を振った 馬が手を振った
空の上からニカッと笑って 馬が手を振った

馬が歌ってる 馬が歌ってる
今日までそして明日からを 馬が歌ってる


6.制服

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

ラッシュ・アワーが疲れを吐き出してる
人の多さまでがものめずらしげに見えて
東京駅地下道の人ごみの中
ひと群れの制服の娘たちがいる

真新しいスーツ・ケースを提げて
集団就職で今着いたらしい
妙に腰の低い男が先頭にたって
何とか会社の旗など振りまわしている

家を出る前の晩は赤飯など食べて
家族揃って泣き笑いしたのかい
里心だけはまだ田舎の家に置き
それでも家を出てくる魅力に負けて

どうですか東京って奴に会ってみて
とうですか東京って奴の御挨拶の仕方は
みんな押し黙ったままのこの人ごみは
そうこれが都会って奴の御挨拶の仕方なんだよ

初めから都会に出ていかなければ
いつまでも都会でなくてすんだのに
きれいに暮らしてゆけるところは
どこか他のところのような気もするよ

今はまだ驚いていることだけですむけれど
もうすぐ判るさ驚かなくてすむさ
駆け引きのうまい男ばかり出世して
きれいな腹の男はもう拗ねてしまってる

これからきみは日曜日だけを待つんだね
悲しみの唄がなぜ街に流れるかも判ってきて
使うのに容易く稼ぐのに辛い
そんな給料の苦さも知ってしまうんだろうね

今度きみが故郷に帰ってゆくまでには
親に語れない秘密のひとつやふたつは
できてしまって嘘もついてしまうんだね
騙された男のことはきっと話さないだろうね

ぼくはこれから大阪へ行くところ
いちばんきれいだった女の子の顔など思い出し
制服が人ごみの中に消えてゆくのを
振りかえりながらぼくは見送っている


7.ある雨の日の情景

作詞:伊庭啓子・補作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

バスが止まって 外は雨がふっている
ガラス窓に いっぱい並んだ雨だれの
むこうで誰かが タバコに 火をつけた

それから人は 皆 傘をさして
まるで心を 傘でかくせるみたいに
そして 黙って 雨の中を歩いてる

それから雨は どこかの風と一緒に
茶色のハッパを一枚 落としていった
それから 皆 雨にぬれて歩いてる

雨の中を バスは動き出した


8.蒼い夏

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

浜日傘 ゆらゆら
すらりとのびた 長い脚
蒼い夏が 駆けてゆく
ぼくは昼寝を口実に
泳げないのを幸いに
女の子って やっぱりいいな

裸の子 じゃぶじゃぶ
おちんちんさえかわいくて
蒼い夏が はしゃいでる
きみは夏みかん剥きながら
早く子供が欲しいなぁ
わざと言って 溜息ひとつ

孟蘭盆会(うらぼんえ)ちらちら
燈籠流し 水明り
蒼い夏に 祈りあり
いつか亡びる この海が
肌をじりじり こがすので
今夜きっと寝つかれぬでしょう

老夫婦 はらはら
すごした日々が朽(く)ちてゆく
蒼い夏に淋しさあり
ぼくは平凡な愛妻家
もうなにも考えまい
愛することのわずらわしささえ


9.おやじの唄

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやった事だって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を疑うことを 教えてくれたこと
おやじは 悲しいくらいに 強い人でしたよ

おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を裏切ることを 教えてくれたこと
おやじは 泣きたいくらいに ひどい人でしたよ

おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 人を愛することを 教えてくれたこと
おやじは みじめなくらいに ひとりぼっちでしたよ

おやじが全てだなんて 言いませんよ
僕一人でやったことだって 沢山ありましたよ
一つだけ言ってみたいのは
おやじが 生きると云うことを 教えてくれたこと
おやじは やるせないくらいに 精一杯でしたよ

おやじが全てだなんて 言いませんよ
誰だって一人でできること位 ありますよね
一つだけ言ってみたいのは
おやじが いつもの口ぐせ通りに
生き抜いて 見せたこと
おやじは 誰にも見られずに 死んでゆきましたよ

おやじが全てだなんて 言いませんよ
だけど おやじもやっぱり 人間でしたよ
死んで やっと僕の胸を 熱くさせましたよ
死んで やっと僕の胸を 熱くさせてくれましたよ


10.リンゴ

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

ひとつのリンゴを君がふたつに切る
ぼくの方が少し大きく切ってある
そして二人で仲良くかじる
こんなことはなかった少し前までは
薄汚れた喫茶店のバネの壊れた椅子で
長い話に相槌うって
そしていつも右と左に別れて

このリンゴは昨日二人で買ったもの
ぼくの方がお金を出して
おつりは君がもらって
こんなことはなかった少し前までは
コーヒーカップはいつだって二つ運ばれてきて
向こうとこちらに、ウエイトレスは
さりげなくカップをわけて

ふたつめのリンゴの皮を君が剥く
ぼくの方が巧く剥けるのを君はよく知ってるけど
リンゴを強く齧る、甘い汁が唇をぬらす
左の頬を君はぷくんとふくらませて
欲張ってほおばると
ほらほら 話せなくなっちまうだろう


11.旅の宿(アルバム・バージョン)

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

浴衣のきみは尾花の簪
熱燗徳利の首つまんで
もういっぱいいかがなんて
みょうに色っぽいね

ぼくはぼくで趺坐をかいて
きみの頬と耳はまっかっか
ああ風流だなんて
ひとつ俳句でもひねって

部屋の灯をすっかり消して
風呂あがりの髪いい香り
上弦の月だったっけ
ひさしぶりだね
月みるなんて

ぼくはすっかり酔っちまって
きみの膝枕にうっとり
もう飲みすぎちまって
きみを抱く気にもなれないみたい


12.今日までそして明日から

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかの力を借りて
時にはだれかにしがみついて
わたしは今日まで 生きてみました
そして今 私は思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかをあざ笑って
時にはだれかにおびやかされて
わたしは今日まで生きてみました
そして今 私は思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしは今日まで生きてみました
時にはだれかにうらぎられて
時にはだれかと手をとり合って
わたしは今日まで生きてみました
そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと

わたしにはわたしの生き方がある
それはおそらく自分というものを
知るところから始まるものでしょう
けれど それにしたって
どこで どう変わってしまうか
そうです わからないまま生きて行く
明日からの そんなわたしです

わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました
わたしは今日まで生きてみました

そして今 わたしは思っています
明日からも
こうして生きて行くだろうと


13.長い雨の後に

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

もう 何も言わなくていいよ
言葉は信じられないものだけど
君の言葉は僕のものだよ
愛にまどわされすぎた君は
もう何も言わなくていいよ
いつも君は僕だけの中にいる
まもらせておくれ君を
聞こえるかい 僕の声が
冷たい氷を ひとつかじると
君のあたたかさがわかる

目がさめて ふと思う
きのうまでの 人生を

悲しみを 水とともに
飲みこんで 笑顔になる
明日よりは 今日を見つめ
時計だけが 先をいそぐ
妻がみえる 彼女もまた
傷ついた 小鳥
涙もかれ 言葉だけが
むなしく 愛を語る
僕のそばに 妻がすわる
傷だらけの 心ひらき
長い雨はもうすぐ終る
僕たちは肩をよせる


14.人間なんて

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

人間なんて ラララ ラララララ
人間なんて ラララ ラララララ

何かが欲しい オイラ
それが何だかは わからない
だけど 何かが たりないよ
いまの 自分もおかしいよ

空に浮かぶ 雲は
いつかどこかへ 飛んでゆく
そこに 何かが あるんだろうか
それは誰にも わからない

人間なんて ラララ ラララララ
人間なんて ラララ ラララララ


15.祭りのあと

作詞:岡本おさみ
作曲:吉田拓郎

祭りのあとの淋しさが
いやでもやってくるのなら
祭りのあとの淋しさは
たとえば女でまぎらわし
もう帰ろう、もう帰ってしまおう
寝静まった街を抜けて

人を怨むも恥ずかしく
人をほめるも恥ずかしく
なんのために憎むのか
なんの怨みで憎むのか
もう眠ろう、もう眠ってしまおう
臥待月の出るまでは

日々を慰安が吹き荒れて
帰ってゆける場所がない
日々を慰安が吹きぬけて
死んでしまうに早すぎる
もう笑おう、もう笑ってしまおう
昨日の夢は冗談だったんだと

祭りのあとの淋しさは
死んだ女にくれてやろう
祭りのあとの淋しさは
死んだ男にくれてやろう
もう怨むまい、もう怨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて

もう怨むまい、もう怨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて


注意:三連目“日々を慰安が吹き荒れて”は、
吉野弘氏の詩の一行を借りました。


16.BLOWIN' IN THE WIND

作詞:B.Dylan
作曲:B.Dylan

How many roads must a man walk down
Before you call him a man?
Yes,'n'how many seas must a white dove sail
Before she sleeps in the sand?
Yes,'n'how many times must the cannon balls fly
Before they're forever banned?
The answer,my friend,is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.

Yes'n'How many years can a mountain exist
Before it's washed to the sea?
Yes,'n'how many years can some people exist
Before they're allowed to be free?
Yes,'n'how many times can a man turn his head,
And Pretending as he just doesn't see?
The answer,my friend,is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.

How many times must a man look up
Before he can see the sky?
Yes,'n'how many ears must one man have
Before he can hear people cry?
Yes,'n'how many death will it take till he knows
That too many people have died?
The answer, my friend, is blowin' in the wind,
The answer is blowin' in the wind.


17.大いなる

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

ロックンロールの 響きがいい
あの娘しびれて くれるはず
つっぱれ 意地はれ はりとおせ
かまうじゃないぞ 風の音

雨にぬれぬれ 君と歩く
久しぶりだね こんな夜
送ってやろう 君の家まで
昔のように 肩よせて

いずれの道も
避けるな いつでも
自分を 確かめろ
大いなる人生
手助け無用

言葉多くて 振り返る
人の笑顔に 恋焦がれ
涙流した 日のことが
今はどこかの酒のつま

立ち上がる時 噛みしめた
ころんだ傷が 癒える時
男の夢を かなわさん
小さな声で 叫んだよ


18.ロンリー・ストリート・キャフェ

作詞:安井かずみ
作曲:加藤和彦

ふくれっ面の 夕暮れどき
またもや 俺だけはみ出した
半ぱなバーボン 目の前に
俺の居場所はロンリー・ストリート・キャフェ

壊れかけた 椅子の背中が
恋人みたいに 俺を抱く
理由知り女の 深情け
今夜の居場所はロンリー・ストリート・キャフェ

疲れた夢を 騙しだまし
歩き続ければ 行きずりの
優しい言葉が 身にしみる
俺の居場所はロンリー・ストリート・キャフェ

誰からも
遠く 離れて
いつかどこかに辿りつく
俺の居場所に辿りつく

ふくれっ面の 夕暮れどき
またもや 俺だけはみ出した
半ぱなバーボン 目の前に
俺の居場所を探してる…
俺の居場所を探してる…
俺の居場所はロンリー・ストリート・キャフェ


19.マークII(LIVE録音)


20.されど私の人生(LIVE録音)


21.イメージの詩(LIVE録音)

作詞:吉田拓郎
作曲:吉田拓郎

喫茶店に彼女とふたりで入って
コーヒーを注文すること
ああ それが青春

映画館に彼女とふたりで入って
彼女の手をにぎること
ああ それが青春

繁華街で前を行く
いかした女の娘をひっかけること
ああ それが青春

すてきな女(ひと)に口もきけないで
ラブレターを書いたりすること
ああ それが青春

Go Go クラブで汗だくになって
踊り疲れること
ああ それが青春

グループサウンズに熱中して
大声あげ 叫ぶこと
ああ それが青春

フォークソングにしびれてしまって
反戦歌をうたうこと
ああ それが青春

SEXを知りはじめて大人になったと
大よろこびすること
ああ それが青春

親にかくれて酒・タバコ・睡眠薬
はては接着剤シンナー遊び
ああ それも青春

アルバイトばっかりで学校へは行かず
てきとうにやること
ああ それが青春

飛行機のっとり革命叫び
血と汗にまみれること
ああ それが青春

勉強一筋他には目もくれず
わが道を行くこと
ああ それが青春

スポーツこそ男の根性づくりだ
やれサッカーやれ野球一年中まっ黒
それが青春

かっこいいスーツ かっこいい車
プレイボーイ プレイガールと呼ばれること
ああ それが青春

パチンコ・マージャン・競輪・競馬
かけごと専門のギャンブラー
ああ それが青春

一日中を規則通りに生きて
他に何んにもしないこと
ああ それが青春

ジュリー! ショーケン! キンチャン!
ああ それが青春

孤独になって ひとりで悩み
ひとりで考えること
ああ それが青春

自由気ままに思った通り
何んでもやってみること
ああ それが青春

さて青春とはいったい何んだろう
その答えは人それぞれでちがうだろう
ただひとつこれだけは言えるだろう
僕たちは大人より時間が多い
大人よりたくさんの時間を持っている
大人があと30年生きるなら
僕たちはあと50年生きるだろう
この貴重なひとときを僕たちは
何かをしないではいられない
この貴重なひとときを僕たちは
青春と呼んでもいいだろう
青春は二度とは帰ってこない
皆さん青春を……

今このひとときも 僕の青春


22.ともだち(LIVE録音)


23.落陽(Acoustic Version)(LIVE録音)